フィードバックは重要です

フィードバックっていやだなと思ったことはありませんか

おそらく皆さんはいろいろな場面でフィードバックを受けたことがあると思います。自分が実施した仕事のやり方や成果について、もしくは人事評価の際にフィードバックを受けているでしょう。でも、その内容に不満を持ったことはありませんか。本当に自分のことを見ているのかとか、あまり仕事を一緒にしたことがない人が評価者となっているとか、いろいろありますよね。また、評価する人によって、甘めであったり、すべてネガティブであったり、根拠があいまいであったりするといった問題が考えられます。

フィードフォワードとは

マーシャル博士はフィードバックがうまくいく質問は、「どうすれば私はもっとよくなれるのだろう」という聞き方だとしています。つまり、過去のことではなく、将来のこと、それもお互いに利益になる提案をしてもらうことが最良のフィードバックだというのです。これをフィードバックではなく、フィードフォワードとよんでいます。フィードバックということばの方が一般的なので、ここでは続けて使います。

どうやってフィードバックをもらうか

でもいきなり「私がもっと成長するためのフィードバックをください」と言われても面喰いますよね。相手の戸惑わせないために、もっと具体的に聞くのはどうでしょうか。たとえば、「先ほどのプレゼン、十分相手は理解してくれたかな」、「私の指示は十分にわかりやすかったですか」、「この上にあげる報告書だけど、抜けているところはないかな」など。

こちらからフィードバックなんて求めない

このように聞くのは自分の弱みをさらけ出すようで、部下や同僚の前でカッコ悪いと思ってしまうかもしれません。「自分の本音を言ったら、見下される」と思っている人は多いです。しかし、弱みを持たない人間などいるでしょうか。また、弱みを見せたとたんに見下すような組織であれば、そもそもチーム中での信頼関係が構築されていないのかもしれません。

弱みを見せるといいことある

弱みを見せると、どのようなことが起こるのでしょうか。助けてくれる人がでてくることです。多くの人は、他の人の役に立ちたいと思っています。また、相手も本音で語ってくれるかもしれません。そのようにして、相手も成長するのではないでしょうか。チーム内の関係性も良くなるはず。

もう、やせ我慢はやめましょう。

参考資料

https://diamond.jp/articles/-/1572?page=3

https://forbesjapan.com/articles/detail/38113/2/1/1

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