ステークホルダーってなに

マーシャル・ゴールドスミスのコーチングの最大の特徴は、上司、同僚、部下など「ステークホルダーを巻き込む」ことです。でも、部下だけならともかく、上司や同僚を巻き込むのは気が引けますよね。しかし、リーダーと一緒に働いている人々の体系的な関与が、多くの積極的に活動に駆り立てる要因となるので、真に効果的なリーダーシップの変革ために不可欠と言えます。ステークホルダーを巻き込むと以下のような、優位点があります。

•最も仕事に影響のある特定のリーダーシップ行動を、ステークホルダーが特定することができます。

•リーダーが向上するだけでなく、ステークホルダーがこの進歩を認識することになります。その結果、組織内でのリーダーとしての評判とリーダーとしての地位を築きます。

•同僚や部下がリーダーの変化への取り組みに参加して、リーダーのサポーターになり、変化しやすい環境を作り出します。

恥も外聞もなくという言葉がありますが、ある程度、自分のプライドを捨てても、ステークホルダーからフィードバックを得ることは、たいへん効果があります。リーダーシップの実験で、3分の1のリーダーが自分を変革する行動に移れなかったのは、少しぐらい恥をかいても、周りの人からフィードバックを得ることができなかったということなのかもしれません。