エンゲージメントって
最近この言葉はよく聞きませんか。私もこのブログですでに使っていますが、よく考えてみると、使う場面によって少し意味が違っているようです。マーケティングでのエンゲージメントは、「顧客が商品やサービスに対してどれだけ好意や愛着心を持っているか」という意味です。社員のエンゲージメントというのは、「会社と従業員、従業員同士に信頼関係があり、絆を感じている状態」のことを指しています。企業に対する忠誠心とか仕事満足度にも関係がありそうです。
私は仕事である某国の役所の方々とご一緒させていただいたことがありましたが、そこでの公務員のエンゲージメントは、ひどいものでした。いろいろな部署や異なる企業の人によって実施される共同プロジェクト等においても、同じようなことが言えるのではないでしょうか。ではエンゲージメントが高いと、どのような影響や良いことがあるのでしょうか。
エンゲージメントが高いとどうなる
フォーチュン誌に書かれていた記事(https://www.ddiworld.com/employee-engagement)では、社員がエンゲージメント状態にあるとき、次のような特徴がみられるとしています。
- 社員がやりたいとやりたいと思っていることやスキルにあった仕事が与えられ、喜びを感じる
- 自分の行っていることが、会社や社会に対して貢献していると感じている。
- 自分の行っていることの価値が、他人からも認められて、賞賛や見返りを受ける。
また、社員のエンゲージメントを高めることにより以下のプラスの影響があると書かれていました。
1.(エンゲージメントが高い)社員こそが代替することができない企業競争力の源泉。
2.能力の持った社員の離職率が下がる。
3.エンゲージメントの高い社員が多くいれば、企業の業績も向上することが証明されている。
ではどのようにしてエンゲージメントを向上させることができるのでしょうか。